ふとんの石堂/ブログ

インド綿の原綿を解体

インド綿の原綿は160㎏で運送されてくるが、運送屋泣かせ。
重くて、手を掛けて持つところが全くないのに当店にはフォークリフトがない。
つまり人力のみということになる。
運送屋が工場の戸口前に原綿を荷台から落とした後、還暦越え男子一人女子二人の総力と頭脳を屈指して5mほど移動する。
こんなことに頭脳がいるか?と思うだろうが、5mは緩やかの傾斜があるので台車が使えない。
どうしたら力を出来るだけ使わずに動かすことができるか知恵を出し合って大きな石のような綿を動かす。
三人寄れば文殊の知恵。

綿といえばふわふわのイメージだが、160㎏の原綿は鉄のワイヤーで圧縮されているので、カチカチだ。
ワイヤーは大きなはさみで切ると、ボンッと音を立ててはじけるように跳ねる。
全部切り終わると、60cm位だった綿は100cmほどにゆっくり膨らんでいく。
植物の成長を早送りで見ているようにね。

さあ、丹後の新鮮な空気を吹き込まれたインド綿たち、出番ですよ!

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