ふとんの石堂が大物を釣り上げた特ダネ情報です



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勝手気ままなコミュニケーション

ねこじゃらし

No.56 2007.9.8発行分に掲載

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丹後のおもしろ、めずらし、こだわり情報満載のコミュニテイ誌「ねこじゃらし」
多くの愛読者をかかえる 丹後では超有名誌
記者さんのお目に留まり、今回記事にしていただきました。

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 私達が毎日使うふとん。
そんなふとんについて熱く語るのは
創業57年という網野町のふとん店三代目の石堂雄一さん(48歳)。

「最近では、羽毛や健康を売りにした商品がたくさん出回っています。
それぞれに良い所もありますが、
日本の気候風土にあった木綿わた入りふとんは捨てがたい存在です。
うちでは国際色豊かな特徴の違う原綿を仕入れ、
ブレンドして一つのふとんを作ります。」

原綿から仕入れて加工しているふとん屋は全国的にみても少ないそうだ。
原綿の汚れやゴミを丁寧に分別し、掛ふとんは軽くふっくら体に沿うように
、敷ふとんは背骨をしっかり支えヘタリ難い中綿と仕立て、
ベビーふとんは純綿を使うなど、
みえないところでこだわるのが職人の技の見せどころなのだとか。

 「打ち直しで預かったふとんを解体してみると
粗悪な綿が入っているもの仕立てが悪いものもよくあります。
お客さんには中身までは分からないので…」 

良質の綿を使ったふとんはホコリも少なくアレルギーの方にも安心。
その後も打ち直しをすれば蘇る。
半永久的にリサイクルできるのである。環境のことを考えると綿は地球に優しいのだ。

 石堂さんは大手メーカーからも仕立ての良さを評価され、
有名デパート店頭にも並べられたという。
京阪神からの注文も多く、
京都市内のある団体からは座布団の御用達を貰っているのだとか。

 最近ではベビーふとん、アレルギーキッズのふとんなどの注文や問い合わせが多い。
自分にあった寝具探しのアドバイスを求める人もいるそうだ。

「やはり木綿わた入りふとんの善し悪しは中綿はもちろんだが仕立てで決まる」
と石堂さんは言い切る。

丹後では手作りのふとん屋は数軒しか残っていないという。
「皆さんに本当にいい布団を使っていただきたい。ふとんは健康をも左右しますから」

そんな話を聞いて、わが家の「せんべいぶとん」が気になるのだった。
ちなみにお値段は?「こんなにこだわっているのにこれでいいの」という感じで、
お得ですよ。




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梅田阪急百貨店 デビュー

2008.3.15〜  寝具フロアーにて春夏フェアー

新宿高島屋 デビュー

2008.3.18〜  寝具フロアーにて春夏フェアー

うたた寝枕・うたた寝ケット・うたた寝マット・薄綿ケットの7アイテムが
寝具メーカー ロフテー(株)からデビューします。
側生地に丹後ちりめん絹100%を贅沢に使い、中綿は絹と綿との混綿です。
当店の 仕立ての技術力、センスに注目していただき商品化となりました
とても肌触りよく体に優しい感触を堪能できる商品に仕上がりました。
春夏らしく爽やかな配色を基調にしたデザインです。


うたた寝枕


   
かさね座布団             うたた寝ケット



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私の師匠、中村畦碩先生です。
御年94歳。
数々の叙勲を受けられ、3年前まで「東京蒲団技術学院」で後進の指導に汗を流された実力者です。
ふとん作りはもちろん、人間とは人生とはどうあるべきかなどを強く教えられた人生の師匠でもあります。
こだわりの手作りふとんの店「ふとんの石堂」が元気で頑張れるのも先生のお陰と感謝しています。
今現在も現役でふとんを作っておられるスーパーマンです。
師匠とは十数年ぶりの再会で、色紙は記念にと先生にいただきました。

東京蒲団技術学院 職員室にて


先生直筆の色紙



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「丹後ちりめんの里で、こだわりのふとんを作って半世紀」のテーマで
  俳優の清水章吾氏が、雑誌の取材で当店にこられました。
 地場産業の丹後ちりめんを活かした寝具作りが全国でも珍しいので、当店に白羽の矢が立ったようです。対談では「原綿から吟味した綿づくり」「上質の仕立てへの
こだわり」 「想い出の古い着物のリメイクでふとんを作ること」等に大変感心して下さり、又、繊維の女王「絹」が日常生活の中にある贅沢さに感激しておられました。
 とても親しみやすく気さくな方なので、肩を張らずに楽しい時間を過ごせ、在宅時間が1時間半にも渡り、ちょっとうれしい驚きでした。
「丹後ちりめんの産地を守るためにも、これからも益々ふとん作りにご精進ください」
との励ましの言葉をいただき、家族一同心新たにしています。

記事全文は下記の通りです!

清水 ここ網野町は繊維の女王と呼ばれるシルクを織物にした丹後ちりめんの生産高が最も多いことで知られていますね。
石堂 昔と比べると生産数は随分減りましたが、今でも町内には機屋さんが点在しております。家内も機屋の生まれなのですよ。
清水 産地の特色を生かして、ちりめんを使ったオリジナル寝具の製造に力を入れていらっしゃると聞いていますが。
石堂(典子) 昔から丹後では正絹のちりめん生地はもちろん、思い出の着物やたんすに眠っている着物をふとんや小物にリメイクして日常生活の中で愛用してきました。最近では網野町以外からも多くの注文を頂きますが、正絹の生地の仕立ては難しく他の地域では珍しいようですね。
清水 愛着ある着物をそのような形で残すことは良いことですね。代表は三代目だそうですが、ご創業の経緯について教えてください。
石堂 大正初期、丹後がちりめんで沸き返っていた頃に地方から来た若い働き手を休ませるふとんが大量に必要でした。しかし丹後には大きな打ち直し屋がないという産地事情にビジネスチャンスを見出し、祖母の両親が但馬から当地へ移り住んだそうです。祖母は番頭だった祖父と結婚して、53年前に石堂ふとん店として独立し現在に至ります。私は幼い頃から祖父や父の働く姿を間近で見て育ったせいか、小学生の時には既に「将来は京都府で1番のふとん屋になる」と決めており、ふとん作りの家業を受け継ぎました。
清水 ところでふとんの寿命ですが、通常どれくらい持つものなのですか。
石堂 それは仕立てと中綿の善し悪しによります。

目安としては敷ふとんなら中央がへこんだり冷たく感じるようになったら仕立て直しか買い替え時でしょう。良質の綿であれば打ち直しを定期的に繰り返すことで20年以上快適に使えますが、質が悪ければ数年しか持ちません。
清水 そんなに違いがあるものですか。
石堂 ええ、ですから私どもで使う綿はすべて数百s単位の原綿から吟味して、掛用や敷用など用途に合わせた混綿をします。良い綿は繊維が呼吸しているので梅雨の時期でも調湿をしサラッとした感触のままなのですよ。当時は絹織物に適した多湿な気候ですが、質の良い綿を使ったふとんなら年中快適に過ごせます。ふとんは表面を布でくるんで仕上げるため、見ただけでは中身の綿の質が分かりません。そのせいか模様だけでふとんを選ばれるお客様が多く、作り手としてはその点が少し残念です。綿の差は牛肉に例えますとバラ肉と特上肉ほどの開きがありますから、お肉と同様ぜひ良いものをお選び頂きたいですね(笑)。
清水 羊毛や羽毛のふとんも数多く出回っているようですが、それらの競争についてはどうお考えで。
石堂 軽さと暖かさの面では羊毛や羽毛の方が優れていますが、肌に添うという点と就寝時のふとんの中の調湿という点で綿ふとんは非常に優れています。当方では打ち直しと表布のミシン掛け以外はすべて手作業で工程を進めています。敷ふとんは使っていくうちに真ん中がへこむため、それを見越して中高に仕立てたり希望の大きさや目方に仕立てるなど手作りならではの特色があり、その良さは馴染むほどにお分かり頂けるものだと思います。
先日、40年前に私どもで婚礼用のふとんを揃えて下さったお客様が、「今でも気持ちよく使ってますよ」とおしゃって下さったのですよ。
清水 将来の展望はいかがですか。
石堂 これまで店舗を構えずに良いふとん作りのことだけを念頭に置いて仕事を続けてきましたが、いつの間にか口コミでお客様が広がり今では京阪神からご注文を頂くようになりました。ホームページを開いてちりめんふとんや小物の紹介とネット販売を始めましたので、これを機に全国的な販路を開拓できればと考えています。
清水 丹後ちりめんの産地を守るためにも、これからもますますふとん作りにご精進下さい。

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