ふとんの石堂/ブログ
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2018年11月25日
婚礼ふとんをリメイク
一度も使わなかった婚礼ふとんをリメイクして欲しいというご注文です。
その当時、婚礼ふとんは 結婚の支度の中で嵩があって、真っ赤やピンクの側生地が紅白のリボンで飾られた荷出しのトラックの最上段で 一番目だった花形荷物でした。
福相にボリューム満点に仕上げた布団は、今となっては嵩高すぎて重い、、、ということ。
天然素材の木綿わたは、高温多湿の日本の気候風土にマッチした繊維です。
今の時代にあった軽くて体にフィットしたふとんに生まれ変わります。ご両親が愛する娘のために用意されたおふとんを、捨てるのではなく生かすことを考えてみて下さい。
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2018年11月24日
母とおばの着物でちりめんブランケット
着物に添えてお手紙をいただきました。
お客様のやさしいお気持ちが文面から伝わってきます。
納品後、お客様から使っての感想などをメールでいただき、喜んでいただいたようでまたまた嬉しくなっています。写真の後にお客様からの感想をそのまま掲載させていただきました。
ふとんの石堂 ご担当様この度は、大変お世話になりました。無事、着物リメイクのブランケットを受け取り、毎日使っています。何十年も大切に保管したまま、着物として着る機会がなくどうしようかと思案していました。亡き母、高齢の叔母の気持ちを思うと、手ばなせなかったため、リメイクして本当に良かったです。以下、3週間、使った感想です。
寒さが軽い時は、羽毛の掛け布団の上にしたり、中に入れてみたり、心地よい使い方を探しました。
寒さが強くなってきましたので、これまで、羽毛布団の上に、ポリエステル素材の毛布と、着物ブランケットを掛けています。
寝返りを打つと、襟元や肩周りに空間ができて、冷えてきます。
そこで、着物ブランケットは、掛け布団の上部にのせて、肩周りにかかるようにしました。
「身体が温かいなぁ」と、朝の目覚めが良いと家族からも好評です。
たまたま、インターネットで見かけた御社のブログで、ブランケットの紹介があり、独自の発想に興味があります。
これからも、素敵な作品を発信されるのを楽しみにしています。
次回は、敷き布団か、帯のリメイクをお願いしようと思うのですが、急に転勤が決まりました。
落ち着きましたら、ご連絡しますので、その際は、またよろしくお願い申し上げます。 -
2018年11月23日
ふとんを解体したら ギョッ!
お預かりしたふとんの側生地を外してワタだけにしてビックリです!
見たことないくらいひどい綿入れの仕立てです。
側生地の中はお客様には見えないけど、、、
これ、、、あかんでしょう。見えなくても、
見えない所だからこそキチッとした仕事をしたいものです。 -
2018年11月15日
眠っていた反物で敷ふとん、長座布団、バックにリメイク
終活でタンスの整理したら、
普段用と喪服用コートの生地、染め大島の生地、かがり帯の生地が新品のまましまい込んでいました。
丹後のタンスの中にはこんなものがいっぱいあると皆さんおっしゃいます。
もう一つ、50数年前の自分の婚礼ふとんもなんとかしなくては、、、ということで、2つをマッチングした結果が
染め大島で敷き布団
コート類で3人の子供達に1枚ずつ長座布団、
喪服用のコート地で仏事の時に持てるエコバックに変身にました。婚礼ふとんの中綿が上質な純綿でしたので、化繊わたを混ぜ込んで打ち直し、敷ふとんと長座布団に綿入れすることで、使えるものになりました。
可愛い柄のかがり帯は、おまかせデザインのバックに。
捨てるのはもったいないし、買取業者にバカみたいな値段で引き取ってもらうのもちょっと、、、なんて、もやもやしていた気持ちがすっきり晴れたっていう感じです。
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2018年11月11日
帯で大きなカバン
ザックリした紬の名古屋帯は、35年前にはよく似合ったはず。
今となっては締めれないよね〜😰
ということで、なんでもばかばか入っちゃう大きなバックを作りました。












