ふとんの石堂/ブログ
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2019年7月09日
附下げの生地と羽織の生地を使って夏用のひんやりブランケット
「いつか着ようと思って買ってしまい込んだいたけどもう着ることないから、、、貴方にあげるわ。好きなように使って。」
と新品の反物のまま頂いちゃいました😄よその地域の人からすると「えー!タダで?あり得ない!」なんて聞こえてきそうですが、丹後ではよくある話です。産地ならではのことだと思います。
私が昔、お世話になった方からの申し出で遠慮なく頂きました。圧迫骨折をされてから体調を崩され、近い将来のために身の回りの整理をされた遺産だったようです。
着物として着なくてもブランケットにすれば毎日でも着られる。ちょうど暑くなってきたからヒンヤリして蒸れなくて良いかも、、、
ということで、形を変えてお返しします。
このブランケットが擦り切れるまで お元気で。またお顔を見に行きますね。
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2019年6月29日
お客様の声「ちりめんブランケット」
5年くらい前、初めてご注文をいただき、それから何度もお世話になっているお客様。回を重ねるごとに親しくなり、愚痴の一つも言えるくらいに信頼してくださっていただいています。ありがたいことです。そのお客様からご注文を頂いた時の会話を書きました。優しい気持ちが伝わってきます。
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今ねー、介護が大変なのよ。私もこんなでしょ。(膝を悪くされてて家の中でも杖をついての生活をされています)寝たきりになっているお義母さんの着物もこれだけ残っていてね。何かにして残してあげたいと思っていたけど、あなたからブランケットの話を聞いて「コレやわ!」と思ったの。これなら着物で着なくても寝ていても着れるし使えるし。色も良いから主人でも使えるものね。
一ヶ月後に再会した時の感想が
あれ良かったわー。ヒヤッとして気持ちいいし、タオルケットはチョット暑いでしょ。全然それが無いものねー。素肌に触っても絹だから気持ちがいい!私の着物もアレにして子供達にあげようかなー。
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とても喜んでくださって嬉しかったですねー(^-^)
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2019年6月28日
天然のひんやりシーツ
暑くなるとひんやり寝具がちょっと気になりますね。
アレって、ほんとに涼しいのかな?
と、夏になると気になっていますが、信用できず売るほどあるけど使う気がしない、そのうち夏が終わってそんなこと忘れてしまう、毎年のことです😅
昨年は、以前から知っていたけど挑戦しなかった正絹のちりめんの生地を使ってシーツを作り寝てみました。
ひんやりー!
やっぱ、本物は違うわ!
贅沢?
ぜーんぜん!
着物を使わずにタンスに眠らせている方がもったいない。
洗濯も洗濯機でオシャレ着洗いの要領で自分で出来るから嬉しい。
今年も天然のひんやり寝具で乗り切ります。
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2019年6月26日
棉の栽培日記
6月9日にポットから大きめのプランターに本植えしたワタの木です。
あんまし大きならんなー
6月に入ってから思いの外涼しかったせいかな?
ただ今身長15cmから20cm。
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2019年6月21日
これが理想の敷ふとんです!
このふとんは、当店が12年前にお客様から古くなった布団をお預かりして新しい生地に変え、固まったワタを打ち直してほぐし、仕立て直したものです。12年間毎日使っていた敷ふとんです。ふとん全体は凹凸がなくフラットです。
これが、敷ふとんの理想の形です。中綿を入れる時の仕立ての違いが使っている間に目視できるくらいの差が出てきます。
これは、木綿わたのふとんだけでなく どのような素材の布団も共通します。
先のブログで敷ふとんの大切さを紹介しました。そのすぐ後にもこんな敷ふとんをお預かりしました。体重がかかる部分、汗を吸い込む部分、寝返りなどで摩れる部分。全部肩からお尻までのボディが乗っているところの傷みが激しいことと凹んでいることがよくわかります。
この様な敷ふとんの上に8時間ほども横になっている、、、背骨によくないですよね。
今一度今夜もお世話になる敷ふとんをチェックしてください。