ふとんの石堂/ブログ

  • おばあちゃんの話

    ふとんの石堂初代夫人、つまり大将のおばあちゃん。明治44年生まれ。大正、昭和と丹後は好景気で湧き上がっていたらしい。おばあちゃんの親元もふとん屋で、一人娘のお嬢様だったとか。おじいちゃんと結婚後40歳頃、独立してふとんの石堂の初代の始まりである。

    初代の苦労は、三代目の私たちからは想像もできないほどのご苦労があったことだろう。おじいちゃんはどちらかと言うとゆったりした人だったので、おばあちゃんが働き蜂のようだったそうだ。お嬢様だったおばあちゃんなのに、そうなんだー。

    90歳までマドンナの窓で仕事をしながらマドンナを勤め、92歳の秋、あっという間におじいちゃんの元に行ってしまった。

    初代の気持ちを忘れないことと、おばあちゃんっ子だった大将の心のお守りに  いつでも見られるタピスリーにした。90年ほど前の絹の絣の着物と羽二重の帯。

     

  • おばあちゃんの帯と着物

    明治44年生まれだった主人のおばあちゃんの着物と帯でした。絹の紬の着物に羽二重の夏帯なんて当時では高級なものだったでしょうね。ほぼ90年くらい前の生地になります。キルトしてタピスリーにしました。

  • じじばば日記 お人形ふとんの話

    自分がその立場になってやっと分かることがある。
    じじばばは あまい(#^.^#)

    先日ドライブに出かけたサービスエリアで かわいい帽子に出会った。
    もうじき2歳になる孫娘の喜ぶ顔と帽子がダブル。
    即決「お買い上げありがとうございます!」

    帽子だけ送るのも味気ないので、おままごと用にお人形ふとんを作り入れてやりましょ(*^_^*)
    喜ぶかな~~~



  • 帯地で作るバックはおもしろ~い

    とても大好きな帯、、、だったのですが、一度も締めることなくタンスの肥やし。
    人には、仕舞っとかんと使わないと意味ないよ、使えるものに加工してでも使ってやらないと布も喜ばないし、、、な~んて言っておきながら、自分は(・・;)
    ということで、絶対今後使うことはないであろう帯の加工に挑戦してみました。

    何でも放り込める大きなバック
    大きなバックにポイッと入れる小さなバック
    A4がすっぽり入るサイズのバック
    お財布、スマホ、ハンカチ、テッシュが入るくらいのお気軽バック

    帯で作るバック、、、おもしろ~いヽ(^o^)丿

  • ちりめんの着物をダブルの敷ふとんに


    着物一枚ではシングルの敷ふとんしか出来ません。
    表面は同じ生地で、裏面は違うちりめん生地と組み合わせてストライプにデザインしました。
    ふとんは中綿の膨らむ力が生地や糸に負担をかけますので、出来るだけ細かく切らずに仕立てたいと考えています。
    ふとんの上げ下げ、寝ている間の寝返り、掛ふとんでは襟元を引っ張ったり足元が動いたりなど、結構生地や糸が悲鳴を上げるような負担がかかっているものです。
    限られた生地幅の中で、シンプルながら気持ちの良いデザインにするよう心がけています。

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