ふとんの石堂/ブログ

  • 浴衣で丸洗いできる肌ふとんに

    有松絞の浴衣です。
    夏の着物なので汗をいっぱい吸ってくれますから毎日使える肌ふとんにしました。
    二枚使ってリバーシブルにし、20cmの方眼にミシンキルトで仕立て上げます。
    ご家庭の洗濯機で丸洗いできるようにしました。
    だからカバーを使わずにそのまま使えますよ。

  • 羽織で小さめの木綿わた入り夏ふとん

     



    お客様「ずいぶん前に我が家で織ったちりめん生地に妹が羽織用に染めてくれました。羽織はもう着ませんから今度は子供たちの夏布団にして使います」

    丹後には、染色を楽しいでいる主婦の染色作家さんがいっぱいいらっしゃいます。
    材料の生地丹後ちりめんがタンスの中に眠っていたり、機屋さんからリーズナブルに販売していただいたりと、物作り大好きさんにはありがた~い丹後ちりめんの産地です。

    ということで、当店では創業以来、ちりめんの生地が日常的に持ち込まれます。
    もしかしたら、正絹のちりめん生地と使って日本国中で一番沢山寝具を作っている店かもしれませんね。
    ちりめん生地は、シボがある分、縦にも横にも少し伸びる生地が多く、伸び率はその生地によってそれぞれ違います。伸び具合を考慮したうえで裁断縫製し、綿入れも通常とは変えて仕立てます。綴じの段階でも中綿とちりめん生地がくっつかず滑ってしまいますのでとても難しくなります。
    つまり、どの作業工程においても熟練の経験と技術が求められるのです。

    湿度の多い日本の気候には木綿わたが最適です。
    表生地はシルク、中綿は木綿!
    天然繊維の素晴らしさが実感できる逸品になりました。

  • 木綿わた入り敷ふとんを購入されたお客様の声とふとん製作過程

    当店HPをご覧になってのお客様からのご注文でした。

    しばらく使っての感想を送ってくださいました。

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    初めてのオーダーの為にお時間を取って頂き有難う御座いました。

    敷布団を一週間使用した感想をお知らせします。

    敷布団を手で触れた感触がとても柔らかく思わずフカフカの布団へ思わず寝転んでしました。
    生地も、画像では不安でしたがこちらを選んで本当に良かったです^^
    柔らかい生地が包みこんでくれています。

    綿はこんなにも、温かく保温性があるのだと改めて感動しております。
    体が冷えにくい気が致します。
    気になっていた静電気も全然気にならないです。

    出来立てを味わいたく、そのままで休んでみて一言「気持ちいい」でした。
    今までは、2時間置きに目が覚めて休んだ気にならなかったのに
    敷布団を変えてからぐっすりと安眠でき、本当に体は正直です!
    朝こんなにも、スッキリ目覚める事ができるなんて嬉しい限りです。

    寝具を気に掛ける事は、改めて必要だと感じました。
    一つづつしか、買い替える事はできませんがこれからもどうぞ宜しくお願いします。
    次は極薄掛布団を検討しております。

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    寝具の新規購入は何か不具合があるから決断されるわけで、どのような悩みや不具合があるかを詳しくお聞きました。
    腰痛がある?ない?
    アレルギーやぜんそくなど気になることは?
    ベットそれとも畳の上で布団を敷いて?
    寒がり屋さん?
    汗っかき?
    などなど。

    ①表生地は生地サンプル(綿100%)の中からお客様のお好みの柄を選んでいただく
    ②中綿はお客様とお話した内容を加味して綿の質や量を決めてます。時にはお客様オリジナルの中綿をブレンドして作る場合もあります。
    ③サイズに合わせて生地をカット縫製します。
    ④ベット用か、畳用かで中綿の量や綴じの数などを決めて仕立てます。

  • 桂弥っこさんの昇進座布団


    桂奴さんのご贔屓さんからのプレゼントです。

    丹後ちりめん正絹100%生地使用
    ご希望の藤色に別染めしました。
    表にお名前を、裏にご贔屓さんのチーム名を刺繍で入れました。

    噺家さんにとって座布団は商売道具ですよね。
    立派な座布団で噺も格が上がる?かも、、、( *´艸`)

    昇進、おめでとうございます。

  • ふとんのメンテナンスの話

    (お客様からの感想)
    敷布団は、本当にちょうどよい弾力で、肌触りもよく、大変寝心地がいいです!
    朝起きて、疲れた感じがありません。
    それと、私はずっと「通販生活」イチオシの、メディカル枕という商品を使っているのですが、一度も良いと思ったことがなかったのです(頭が浮いた感じで高さがありすぎて)。でも、石堂さんの敷布団の上に乗せて寝たら、敷布団の適度な沈み込みにより、意外としっくりときました。大変感激です!
    それと、まだ朝晩寒いのですがホカホカで、いままで靴下履いて寝てましたが、裸足で寝られるようにもなりました。
    このように、敷布団を変えただけで色んな変化がありました。
    肌掛け布団も今晩から使うのが楽しみです!
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    当店手作りの敷ふとんを購入してくださった方から嬉しい声をいただき、今後のふとんのメンテナンスの話をお伝えしました。

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    皆さん気が付いていないのですが、寝ている間に体が冷えています。
    問題は敷ふとんです。
    敷ふとんは体から放出する水分のほとんどを吸収してくれていますが、いっぱいになったらその水分はどこに行くと思いますか?
    床はたくさん吸ってくれない、発散もしてくれない、とすると寝ている自分の方に帰ってくるしかないですよね。
    気温の低い時期はふとんの中の水分の温度も低いので冷たい布団で体を冷やしているのです。
    それなら夏は冷たくていいのでは、、、ではありません。
    暑い時期、汗を吸わない化繊系統の衣類を身に着るとベタベタし不愉快な思いをしたことがあると思います。
    ふとんも同じことです。汗を吸ってくれる素材が気持ちいい睡眠につながります。
    快適な掛敷ふとんは、ふとんの中の水分を出来るだけ少なく管理することです。
    今回お世話になった敷ふとんも(木綿わたは保温力、適度な弾力もありながら沢山の水分を吸収してくれる素材です)ケアをしなければいつかは冷たい布団になってしまします。
    天日干しは紫外線の殺菌効果もあり、ふとんの水分も少なくしてくれます。
    最近は花粉症、黄砂、PMなど外に干すのも心配が多いですね。ふとん乾燥機を活用しましょう。
    朝起きたら乾燥機をかければ夜にはふとんの中の温度も冷めているので自分の体温で寝ることが出来ます。
    冷え性だからと言って体温より高い温度のふとんの中に長時間寝るのは疲れます。自分の体温が自分に一番リラックスできる温度のはずです。(年齢を重ねると自分の自家発電が劣ってきます。腰に疾患を抱えていらっしゃる方も腰からの血行が悪くて足が冷える方がいらっしゃいます。そんな方は腰から下だけに電気の力を借りて暖かくした方が快眠できます)

    掛ふとんや枕には興味がある方が多いですが寝具の中で一番大切なのは敷ふとんです。全体重を人生の三分の一支えてくれているのですから。

    ぐじゃぐじゃ沢山書きましたが、喜んでいただけただけに長く快適な敷ふとんであってほしいと思ってのこととお許しください。

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