ふとんの石堂/ブログ

  • SDGs「つくる責任、つかう責任」

    最近「SDGs」という言葉を耳にすることが多いけどそれって何?
    今どきは何でもすぐにその場で正確な情報を教えてくれるものがあって助かる。

    持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、

    2001年に策定したミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国際サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。

    17にわたる項目の12条「つくる責任つかう責任」にピクリ!

    当店はふとん屋を創業してから今に至るまで、このことを常に考えたものつくりをしてきた。
    何年かして作った布団がリフォームでまた帰ってくること前提で製作納品してきた。
    お客様も当店で作ったふとんは捨てずにリフォームしてまた使う。
    リフォームの時点で今必要な形に変えることも出来るから、
    掛ふとんを敷ふとんに
    押し入れで眠っていたふとんを成長した子供たちのふとんに
    必要なくなった赤ちゃんふとんやお昼寝布団を大きくなった子供たちのふとんに
    結婚のときに持ってきたお客さんふとんを軽い布団に
    などなど、お客様の必要なものにさせていただいてきた。

    時代の変化とともに「時代遅れ」と思っていらっしゃる方も少なくないとは思うけど本当にそうだろうかと思っていた。
    が、やはり「元に戻れの号令」がかかった。

    SDGsぼ内容をよく読むと当たり前のことばかりだが、それが今の時代にはできていない。
    だからわざわざ文章にして世界が発信する。

    当店はこれまでもこれからも変わらず体にも環境にも優しくお客様に寄り添ったもの作りを続けていくことでOK!と着地点が決まった。

     

     

  • 失敗談「贅沢な丹後ちりめんリバーシブルの真綿ふとん

    絹100%の丹後ちりめんあれこれ。
    丹後の一般家庭の奥様のタンスにはこんなものがぎっしり詰まっています。
    近江手引き真綿1㎏入りの真綿ふとんを作る際に、リバーシブルにしてちりめんを全面に使いました。
    絹100%のちりめん生地を裏表前面に使う、これが失敗でした。
    カバーを付けて使用するのですが、滑りが良すぎてカバーの中でふとんが遊んでしまい具合の悪いこと!
    ふとん自体を丸洗いするのは品質が低下するので避けたい。
    やはりカバーで汚れ対応しないと・・・

    この失敗から裏面の生地は寝具用の裏地を付けることをお勧めしています。
    表生地がちりめんのように柔らかい生地には裏地は和晒しダブルガーゼ綿100%またはコーマローン綿100%が肌触りもよく柔らかい中綿の風合いを損なわないふとんに仕上がります。
    和晒しダブルガーゼは表生地の色柄にあわせたカラーを選ぶことが出来るのでオシャレさがアップするとお客様から喜びの声をいただいています。

  • 木綿の着物地でどこにも売ってない長座布団

    木綿生地の着物、塵除けなどいろいろを取り合わせて長座布団5枚出来ました。
    同じデザインは二つとありません。
    今日はどれを使う?

  • お気に入りの浴衣の生地を使って木綿綿入りベビー布団

    とてもオシャレな絞りの浴衣生地ですね。
    着なくなったからとタンスに眠っていたものをお孫さんの誕生が間近になって思い立ったそうです。
    世界に一つのばあばの愛の詰まったお布団が出来ました。

     

     

  • 手描き友禅の帯でタピスリー

    白の帯地に水墨画のようなビワの図です。
    太鼓の柄をそのまま生かさない手は無い・・・と思い
    そのままを掛け軸のようにしてタピスリーで楽しんでいただきます。

    こちらは稚児の帯。
    白地の帯地の上に張りそのままとを楽しんでいただこうと思います。
    ちょっとお愛想に稚児を丸く切り取り、柔らかさをだしてタピスリーにしました。

     

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