ふとんの石堂/ブログ
2020年8月27日
羽毛ふとんのメンテナンスの話
寝具類のメンテナンスのおすすめ方法をご紹介しておきます。
日々のお手入れは、羽毛ふとんが湿気を蓄えないように時々ふとん乾燥機をかけて除湿しましょう。
天日干しですと、カバーを着せたまま1時間程度でよいでしょう。
室内で陰干しでも大丈夫です。
仕舞っておく時も乾燥させて元のケースに入れておき、使うときにも風を通してから使う方が気持ちがいいですね。
「ふとんカバーを使って洗っているのに掛ふとんの襟元がドロドロに!」
襟元がドロドロになるというこては、かなりの年数をお使いになっていると思います。
もうすぐ生地に破れが出来て羽毛が噴き出てくることになります。
羽毛ふとんも仕立て直しが出来ますので、早めにリフォームしましょう。
写真はリフォーム後の羽毛ふとんです。
日本羽毛製品協同組合の加盟工場で確かな製品作りをしています。
羽毛ふとんのリフォームは、側生地を新調し(希望の大きさにできます)、中の羽毛は洗浄と除塵、目減りした羽毛は追加するなどし希望の重さに調節できます。
側生地の種類や追加羽毛の種類によって金額に差がありますが、シングルで19000円~70000円と幅があります。
ネットショップで10000円台で羽毛ふとんのリフォームが出来るキャッチがありますが、「側生地が硬い化繊生地でガバガバ」とか
「嵩高さがなく元に戻っていない」など
良くない結果の報告を聞いています。
信用のある専門店へお問い合わせされた方が賢明かと思います。
丸洗いという方法もありますね。
丸洗いは、きれいになりますが、中の羽毛の良いところ(保温力、超湿力)まで洗い流してしまします。
長く羽毛ふとんを使い方は、必要以上に丸洗いはしない方がいいと思います。
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