ふとんの石堂/ブログ

おばあちゃんの羽二重の帯をタピスリーにする

昭和初期、おばあちゃんがおじいちゃんと結婚した時に持ってきた帯だと思います。
表は染の羽二重生地、裏は黒の緞子生地で100年くらい経っていますね。
宝船が波を掻き分けこちらにやってくるおめでた~い柄がはっきりした色で残っていました。あまり締めなる機会がなかったのかな~。
柄に合わせて金糸を刺していき、おじいちゃんの着物を周りにあしらってタピスリーに。

おばあちゃんが亡くなって20年。
すっと思っていたものがやっと形に出来て胸のつかえがなくなりました。
今年のお正月に初披露でした。

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