ふとんの石堂/ブログ

35年前に店主が綿入れをした敷ふとん

35年ほど前に作らせていただいた婚礼ふとんが仕立て直しで帰ってきました。
あの頃丹後ちりめんを別染し、婚礼ふとんで荷物に持っていくのは当たり前の丹後です。
木綿より絹は耐久性が劣りますからカバーの中でこんなことになっていてお客様もギョッとしたのでは・・・
三つ折りに畳んでも真ん中が凹んでなくフラットな状態。
この形が店主が求めている敷ふとんの理想形です。
「この敷ふとんは僕が綿入れしたものだ」と断言している店主。
自分が綿入れしたふとんは分かるそうです。

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