ふとんの石堂/ブログ

  • ふとんを洗う?洗わない?の話

    「ふとんは洗えるの?」
    「ふとんを洗わないの?」
    最近は、大型のふとんでも洗えるコインランドリーや丸洗いサービスがありますので、ハードル低くふとんを洗うことは可能です。
    それに何でも洗わないと気が済まない方が多いような気がします。
    私の思い過ごしかもしれませんけどね(笑

    ふとんには中綿(木綿わた、化繊綿、羊毛、羽毛など)が入っています。中綿の違いによって保温力や調湿力が異なりますし、好みの重さや目的に合わせてふとん選びをしますね。この大事な保温力・調湿力がなくなると暖かくなくなり、ジメッとした不快なふとんに変わってしまいます。

    ふとんの丸洗いは、ダニなどの害虫も死んでしまい、側生地はもちろん中綿の汚れも洗剤によって洗い流してくれますのでキレイになる・・・・のですがーーーーー
    中綿の素材の良い所(保温力・調湿力・復元力)も洗い流してしまいます。

    丸洗いして・・・失敗した!
    というお客様の声を書いておきます。

    「子供が小さい時は私が抱えて寝ていたのでおしっこだらけ。子供も一人で寝るようになったし木綿綿入りの敷ふとんを丸洗いしました。それ以来、天日干しをしても主人の敷ふとんはふっくら膨らみますが丸洗いした私のふとんは膨らみません。冬は冷たさを背中が感じ、打ち直して仕立て直しをしたい気分です」

    「お客さん用の気になるふとんを洗ってから仕舞おうと丸洗いをしました。その後、来客のためふとんを干して準備しておこうと出したら、丸洗いしたふとんにだけカビが、、、きれいにして仕舞ったのに何故?」

    ふとんを洗いくらい傷んたり汚れたら、まず専門店へご相談ください。

     

  • ベビーふとんの話 クリーンなふとんとは?


    「ホコリが出ないふとん」

    「ダニがいないふとん」

    「洗えるふとん」

    こんなアピール表示してある商品が、クリーンなふとんのイメージでしょうか。

    確かに大人には理想的なふとんのように思えますが、赤ちゃんにとって快適かどうかという一番大切なことを忘れていませんか?

    まず「ホコリが出ないふとん」と書いてある場合、表生地綿100%でも中綿はポリエステル100%がほとんどです。化繊はホコリは出にくいですが静電気で微粒子のハウスダストをふとんに寄せ付けます。
    手足をバタバタ動かすたびに、静電気が!
    顔を真っ赤にして泣こうものなら赤ちゃんの運動量はすごいものです。

    洗うことによって化繊綿は急速に劣化していきます。
    今問題のマイクロプラスチックのような細かいホコリになって赤ちゃん中に。
    化繊綿入りふとんは嵩高くても肌に沿わず、
    保温力は低いのに夏は暑く冬は寒い。
    おまけに、吸湿してくれない素材なので水分は全ーんぶ裏面に通ってしまい、フローリングやベットの床板はビショビショです。

    当店がお勧めする木綿綿入りの赤ちゃんふとんは、かつての中綿と違って長繊維のメキシコ綿100%のバージンコットンです。長繊維なのでホコリが少なく、水分を吸い取りそして発散する天然の調湿力を持っています。

    肌沿いもよく、優しい暖かさや爽やかさが赤ちゃんのご機嫌を良くしてくれますよ。

     

     

  • おばあちゃんの裁縫道具入れ



    明治44年生まれのうちのおばあちゃんがおじいちゃんと結婚する時に持ってきた裁縫道具入れです。
    たぶん、90年ほど前のものかと、、、
    今も当店の仕事場で現役でいい仕事をしてくれています。

    裁縫道具入れもふとん屋らしく座布団の上に座ってお仕事です。

  • 着物リメイク、古布を使ってお雛様

    なんとも愛らしいお顔のお雛様ができました。

    古い着物の生地をで作ったので、同じものは二つとありません。

    またそこが良い❤️

  • 思い出の生地をマルチカバーに

    お客様が「こんな物が作って欲しい」と言われたら、どんな無理難題でもお受けするのが当店主義です。もしかしたら出来ないことなるかも、、、でも、チャレンジ!

    この画像の表生地の元の姿はこたつ布団の表生地だったそうです。

    「薄綿入りのマルチカバーにリフォームして欲しい」

    表生地に合った色の裏地を選びキルト芯を中に入れてミシンキルトしました。こうすれば洗濯機で丸洗いしても形が崩れることないでしょう。

     

  • 1 13 14 15 16 17 27
TOP