着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 失敗談「贅沢な丹後ちりめんリバーシブルの真綿ふとん

    絹100%の丹後ちりめんあれこれ。
    丹後の一般家庭の奥様のタンスにはこんなものがぎっしり詰まっています。
    近江手引き真綿1㎏入りの真綿ふとんを作る際に、リバーシブルにしてちりめんを全面に使いました。
    絹100%のちりめん生地を裏表前面に使う、これが失敗でした。
    カバーを付けて使用するのですが、滑りが良すぎてカバーの中でふとんが遊んでしまい具合の悪いこと!
    ふとん自体を丸洗いするのは品質が低下するので避けたい。
    やはりカバーで汚れ対応しないと・・・

    この失敗から裏面の生地は寝具用の裏地を付けることをお勧めしています。
    表生地がちりめんのように柔らかい生地には裏地は和晒しダブルガーゼ綿100%またはコーマローン綿100%が肌触りもよく柔らかい中綿の風合いを損なわないふとんに仕上がります。
    和晒しダブルガーゼは表生地の色柄にあわせたカラーを選ぶことが出来るのでオシャレさがアップするとお客様から喜びの声をいただいています。

  • 木綿の着物地でどこにも売ってない長座布団

    木綿生地の着物、塵除けなどいろいろを取り合わせて長座布団5枚出来ました。
    同じデザインは二つとありません。
    今日はどれを使う?

  • お気に入りの浴衣の生地を使って木綿綿入りベビー布団

    とてもオシャレな絞りの浴衣生地ですね。
    着なくなったからとタンスに眠っていたものをお孫さんの誕生が間近になって思い立ったそうです。
    世界に一つのばあばの愛の詰まったお布団が出来ました。

     

     

  • 手描き友禅の帯でタピスリー

    白の帯地に水墨画のようなビワの図です。
    太鼓の柄をそのまま生かさない手は無い・・・と思い
    そのままを掛け軸のようにしてタピスリーで楽しんでいただきます。

    こちらは稚児の帯。
    白地の帯地の上に張りそのままとを楽しんでいただこうと思います。
    ちょっとお愛想に稚児を丸く切り取り、柔らかさをだしてタピスリーにしました。

     

  • 平安絵巻の羽裏を紫の帯に貼ってタピスリー

    お母様の遺品の着物達の整理のお手伝い。

    お客様「何もわからないから、お任せしてもいいですか?」

    お任せされると気が重い・・・が全力でイメージを膨らませている自分が嫌いではない。
    たまにストイックな性格が覗く変な性格なところがある。

    シックな紫の帯に平安絵巻の羽織の裏が色といい柄といいぴったりのタピスリーにリメイク。

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