着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 座布団になった着物達


    渋い藤色と鶯色の商標が付いたままの反物2反。
    洗い張り済みの紫の小紋と黒のお召の4点で銘仙座布団(55×59)を20枚作らせていただきました。
    座布団のデザインは「お任せします」
    ん~ん、どうしよう(^^;)
    「みんなが集まる時や、法事の時に使いたいと思っています」
    その一言をお聞きして、デザインが決まりました。

    大半はベーシックで行こう!法事のようなときは座布団は目立たず控えめがいいだろうと思ったから。
    何枚かは遊び心があるデザインで、少人数の時は楽しい感じの座布団もいいかも。

    出来上がったはかりの良い仕立ての座布団は、
    ・きれいな長方形である
    ・四方がカーブしている
    ・角までピンと綿が入っている
    ・ふっくらとかまぼこ型になっている

     

  • ハギレも生かして使えるものに

    座布団20枚を作らせていただいたわずかに残った生地は、巾着とテーブルライナーにしてお客様のもとにお返ししました。
    ハギレはきっと処分するすることになるでしょう。

  • 残りの生地も無駄なく小物に変身


    ブランケットを4枚取った残りのハギレは残さずに小物にしてほしいとお客様からのご依頼です。
    巾着やエコバック、BOXテッシュカバー、小さめのマルチカバー(裏には八掛のボカシの部分を利用しました)

    残りの生地で作られた小物達は依頼主様の予定外の副産物の場合がほとんどですが、依頼主さんの一番身近で思い出を楽しませてくれるアイテムになっているのではないでしょうか。

  • 大島紬の着物でクッションカバー

     


    「カビがひどくて自分で洗濯したらシワだらけになってしまったんだけど、、、送ります。クッションカバーにしてください」

    クリーニング屋さんでもう一度洗濯仕上げしていただきクッションカバー5枚に仕立て上げました。
    思い出の着物の復活です。

  • マルチに使いたい思い出の着物達



    白と紺のちりめんの着物はブランケットでお客様が愛用されるそうです。
    小紋の銘仙と細かい小紋のちりめんの着物は年代物で劣化が進んでいて、ブランケットにしても早くに傷んでしまうようでしたので、その旨を正直にお客様に伝えたところ、お客様は分かっていらっしゃってそれでも作ってほしいと。いろいろなものに掛けるマルチカバーに使うから、、、だそうです。

    縁のある方との思い出を身近に感じることを楽しんでいらっしゃる優しい気持ちが伝わってきました。

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