着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 母の紬の着物で座布団


    お母様の紬の着物、ご自分の振袖をお預かりしました。
    お客様の声をそのまま掲載させていただきます。
    喜んで頂けて本当に良かったです。

    ≪お客様の声≫
    当初、祖母と母の形見の着物一式をどうしようか悩んでいましたが、ご相談にのってもらったお陰で、このような新しい物になりました。もし、遺言通り座布団にした着物だけを残して処分していたら、きっと割り切れない気持ちになったと思います。本当に感謝してます。

    座布団は、早速並べて寝転んでブランケットも掛けました。とても快適です。

  • ハイカラな綴れの名古屋帯でカバン



    綴れの名古屋帯でしたが、この色柄ではちょっと締めにくいと思いますよね。
    でも大丈夫!!
    お太鼓の柄を生かしてA4サイズがゆっくり入るファスナー付のバックと
    腹の柄を生かしてポーチ。
    ポーチはひもをつければ、ショルダーとしても使えるようにしました。

    依頼者さんから出来上がりの感想を聞かせていただきました。
    「帯の鞄ですが本当に想定以上に素敵で見た方皆さんから褒めて貰いました。使ってみても軽いし便利です。」

  • 残った布でエコバック

    着物を作った後に少し残った布、どうしてる?

    いつか何かに使うかもしれないってしまい込んでいるのが関の山でしょうね。

    眠らしておくのはもったいない❗️

    使えるものにしましょ。

    カバンに加工しました。

    そのまま使うこともできるし、小さくたたんでカバンに入れておけばエコバックとしていいじゃないですか。

     

  • 着物リメイクで 初孫のベビーふとん

    敷ふとん

    ご注文は

    孫が来た時寝させるんですけど、お昼寝くらいなので  掛ふとんは肌ふとんと冬用ふとんとの間くらいにしてください。

    綺麗な赤のちりめんの着物です。
    たぶん、丹後ちりめんです。
    掛ふとんに一番派手になる柄を使い、敷ふとんにも少しでも柄を入れてレイアウトします。
    出来るだけ生地を切らずに大きいままを使うようにしていますが、それでも足したり引いたり、側縫いはパズルのようです。
    その中でも  表になる方は極力継ぎ合せ部分が無いように気をつけています。
    見た目もありますが、長年使っていると傷んでくるのは継ぎ目からです。
    特に敷ふとんは自分から発散する水分を生地が吸い込んでいたり、寝返りを打ったり擦れたりと結構生地に負担がかかるものです。
    パッチワークのように細かく継ぎ合せて楽しむデザインもありますが、ふとんという用途を考えると それはあかんだろうと考えています。

    中綿は、敷布団にはメキシコ綿の純綿のわたを、掛ふとんにはメキシコ綿に化繊わた10%の混綿わたを入れました。
    純綿は程よい弾力を残しつつ凹凸がないフラットな状態に保てます。
    化繊混綿はふっくらとした状態を保ちながら、体にやさしくフィットします。
    木綿わたは保温力はもちろん、天然の調湿機能が抜群です。
    ふとんの中は、赤ちゃんから発する汗やおしっこの水分がいっぱい。
    木綿わたが、ふとんの中の湿度を勝手に調節してくれるので蒸れないのです。

    ばあばの愛情たっぷりのシルクとコットンで出来たふとんで いい夢を見てね。

  • 着物リメイク 粋な座布団

    丹後のはこんなものがいっぱい押し入れの中、タンスに眠っている。

    解いた着物、男物の帯、茶色の生地は何用だろう?
    どれももちろん正絹の丹後ちりめんだが、かなり年代物だ。
    以前作らせていただいた座布団を見本に持って来られ、同じように作らせていただく。

    座布団には裏表がある。
    表はかまぼこ型に仕立ててあるので平面の畳に馴染んだ形になっている。
    裏は畳から反るような形になって四隅の角が宙に浮いてしまう。
    最初の座布団の画像と下の座布団の画像との差が分かるだろうか?

    角まで中綿がしっかり入っていることで、形の良い座布団になる。

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