ふとんの石堂/ブログ
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2024年2月22日
着物リメイク 家族の思い出ブランケット
大島紬の男物の着物は父の思い出
愛用していたお着物だったのでしょう、擦り切れた部分が数か所あり、丁寧にツギが当たっていることから想像がつきます。全体の生地も薄くなっているので中芯に着物の裏地を入れて3重に仕立てました。白地の小紋は私の着物
好きだったな~この着物・・・とおっしゃる依頼者様
しっかりした丹後ちりめんの生地は、80歳を超えた依頼者様が何度もお召になられたそうですが、まだまだ大丈夫。今度はブランケットで活躍してくれますね。母のお召
着やすそうな色柄のお召はお母様の着物
気取らずに着られるオシャレな着物ですね。これも随分愛用されていらっしゃったお着物だと思います。着物の汚れ具合や退色具合から想像できます。
着物として生まれてきた役割を果たし、リメイクで第二のブランケット人生の始まりですね。依頼者様曰く
「夏に帰省してくる息子たちにタオルケット代わりに使います。
男女関係なく先祖様のものが使える…こんな良いことがありましょうか」 -
2024年2月21日
着物リメイク 古くなった真綿ふとんを着物リメイクで
2枚のちりめんの着物を使ってリバーシブルの肌ふとんに着物リメイクしました。
中綿は東京西川の手引き真綿入り肌掛ふとんが入っています。
ここまででは何のことか分からないですよね。
ずっと前にお母様が買ってくださった手引き真綿ふとんを愛用されていたのですが、側生地が傷んで中綿が覗いていたのです。お母様の思い出が詰まったお布団を捨てがたく何とかならないかと・・・
そこで、シルク100%のちりめんの着物を上からかぶせリメイクしたというわけです。
中綿もシルク、もちろん側生地にした着物もシルク、ふとん全部がシルクです!!ふとんも着物も捨てずに生かすことが出来てよかった、よかった(*^-^*)
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2024年2月16日
着物リメイク 鹿の子絞りの着物でブランケット
総絞りの鹿の子絞り着物です。
上前を主にした着物のポイントに刺繍で菊をあしらった上品なお着物ですね。
刺繍の部分は片面に集め華やかに、裏面は被った時に肌に当たっても肌触りが良いようにと思い刺繍なしにしてみました。
洗濯は、大きな刺繍なので自宅での手洗いは難しいでしょう。
専門店でのドライクリーニングをお勧めしました。 -
2024年2月16日
着物リメイク ベットカバー
4枚の着物を使ってリバーシブルベットカバーにリメイクです。
多分ですが、ご主人と奥様のベットの上を飾るのではないでしょか。 -
2024年2月11日
着物リメイク 留袖タピスリー
一度も袖を通していない留袖。
準備していおかないと…と思って購入しましたが…
今となっては何を考えて購入したのか‥と思っています。
なんてその当時のことを思い返していらっしゃいました。
ゴミにしてしまうのはもったいないですよね~
「メインの柄を生かしてタピスリーにしてはどうでしょう?
もうすぐお正月ですからおめでたい日にちょうどいいのではないでしょうか?」とご案内してみました。(ご案内は12月始めでしたから)
裏面に使用した赤の生地もお預かりした着物達の中にあった赤一色の袋帯です。
留袖の柄の鼓の色ともよく合ってぴったりですね。