ふとんの石堂/ブログ

  • 着物リメイクで極薄木綿わた入り肌ふとん

    画像ではこの布団の薄さがいまいちお伝え出来ないのがもどかしいですね。

    中綿は極上のメキシコ綿800g、表生地はお客様からのお着物、裏地は柔らかいこだわりの和晒しダブルガーゼで仕上げました。ふとんの柔らかさを極薄なので十分に生かす和綴じで綴じ上げでいます。極薄ですのでふんわり体にフィット。

    天然素材100%はきっと体が喜ぶはずです。

    極薄肌ふとんは、気温差の不安定な春秋に、羽毛ふとんを使う寒い時期には羽毛ふとんの上に、羽毛をお使いでない方は毛布の代わりに肌に着ていただきたいですね。つまり、ほぼオールシーズン活躍する掛ふとんになります。

    柔らかい生地や中綿の良さを最大限生かすには、ガーゼカバーをお使いさせてことをお勧めしたいです。

    体が喜ぶ当店一押しのこの極薄肌ふとん、多くの方に体感してほしいですね。

  • 羽毛ふとんのメンテナンスの話

    寝具類のメンテナンスのおすすめ方法をご紹介しておきます。

    日々のお手入れは、羽毛ふとんが湿気を蓄えないように時々ふとん乾燥機をかけて除湿しましょう。
    天日干しですと、カバーを着せたまま1時間程度でよいでしょう。
    室内で陰干しでも大丈夫です。

    仕舞っておく時も乾燥させて元のケースに入れておき、使うときにも風を通してから使う方が気持ちがいいですね。

    「ふとんカバーを使って洗っているのに掛ふとんの襟元がドロドロに!」
    襟元がドロドロになるというこては、かなりの年数をお使いになっていると思います。
    もうすぐ生地に破れが出来て羽毛が噴き出てくることになります。
    羽毛ふとんも仕立て直しが出来ますので、早めにリフォームしましょう。

    写真はリフォーム後の羽毛ふとんです。
    日本羽毛製品協同組合の加盟工場で確かな製品作りをしています。

    羽毛ふとんのリフォームは、側生地を新調し(希望の大きさにできます)、中の羽毛は洗浄と除塵、目減りした羽毛は追加するなどし希望の重さに調節できます。
    側生地の種類や追加羽毛の種類によって金額に差がありますが、シングルで19000円~70000円と幅があります。
    ネットショップで10000円台で羽毛ふとんのリフォームが出来るキャッチがありますが、「側生地が硬い化繊生地でガバガバ」とか
    「嵩高さがなく元に戻っていない」など
    良くない結果の報告を聞いています。
    信用のある専門店へお問い合わせされた方が賢明かと思います。

    丸洗いという方法もありますね。
    丸洗いは、きれいになりますが、中の羽毛の良いところ(保温力、超湿力)まで洗い流してしまします。
    長く羽毛ふとんを使い方は、必要以上に丸洗いはしない方がいいと思います。

     

  • 体にフィットする涼やかちりめんケット

    ちりめんの着物をブランケットにリメイクしました。
    ちりめんケットは写真を見てわかるように、形に合わせてフィットします。
    表裏同じ生地を使ってリバーシブルに仕立て上げますので、シルクの肌触りを感じながら美肌効果も期待しつつ(笑い)滑りもよく体と一体化してくれます。
    中綿は入れませんので、風・冷気はシャットアウトしますが、自分から出る熱はこもらず放熱してくれます。
    つまり、爽やかに涼しいということですね。

    私も夏は母のちりめんの着物をブランケットにして愛用しています。
    私が「気持ちいいよ。あなたも使ってみる?」と主人に勧めていたのですが、男性はなんだかハードルがあるようでした。
    しかし、昨年の猛暑はつらかったようでチャレンジする気になりました。
    結果はもちろん絶賛です!
    今ではあの人にもこの人にも勧めていますから(^_-)-☆

  • 料亭夏座布団50枚

    ①中袋を作り中袋に綿入れ
    ②綿入れ口を絎け付ける
    ③のしつけ(形を整える)
    ④麻100%の表生地に②を入れる
    ⑤表生地を絎け付ける
    ⑥のしつけ(形を整える)
    ⑦房を4か所につける(お客様の要望で中央の綴じはしません)
    ⑧一房80本の糸を一本一本引っ張って締め上げる

  • 「ベビー・キッズにはどんな布団を選べばいい?」の話

    最近は羽毛のベビーふとんが大手メーカーからも販売されています。
    パパとママも羽毛ふとんだから赤ちゃんも同じで・・・
    少し子供たちが大きくなったら「どうせ近い未来に大きい布団が必要になるから・・・」と羽毛ふとんを購入する。
    ベビーやキッズにとって羽毛ふとんは良い寝具なんでしょうか?

    羽毛は暖かい・軽いが長所ですが、蒸れるという欠点もあることをご存じですか?

    長時間ふとんの中人るお赤ちゃんが発する水分はおしっこを含めてもかなりの量です。
    就寝中の元気なキッズの発汗量も半端ないでしょう。
    そんな子供たちのふとんの中は日本の夏のように蒸し暑い状態です。
    つまり蒸れやすいい羽毛ふとんは、子供たちにとっては暖かいんだけど不快だと思います。(子供だけではなく汗かき、暑がりの大人たちにも共通しています)

    布団に入ったばかりはいいんですが、夜中には羽毛ふとんから延び出ていたり、足で蹴飛ばしていて何も着ていない状態。
    翌朝、鼻水が・のどが痛いなどなど、、、思い当たりませんか?

    私は子供たちには、木綿綿入りの掛・敷ふとんをお勧めしたいですね。
    水分を吸って吐き出す調湿性に富み、保温力もあり、打ち直し・仕立て直しで大きくなる子供の年齢に応じて大きさを変えることが出来るふとんは、木綿綿入りのふとんだけです。
    エコですねー(^_-)-☆
    リーズナブルで求めやすいのも嬉しいですね。

    重いのでは、、、?
    ご心配無用です。元気すぎる子供達は大人が思っているほど重いとは思っていませんよ。
    重めの方が安心してゆっくり休むことが出来るくらいです(実体験

    ホコリが、、、?
    当店でお作りする木綿綿入りのふとんは、繊維が長い良質のバージンコットンを中綿に入れますので、ホコリが少なく、暖かいのが特徴です。
    ホコリはありません!とは言いません。
    ホコリの出ない繊維なんてありませんからね。

    質の良い睡眠を十分とることで元気な子供、丈夫な子供へを成長できます。

    「寝る子は育つ」て言いますから。

    アレルギー、敏感肌の方にも大丈夫なコットン。
    安心素材の安心手作りふとんを将来を担ってくれる子供達に使ってほしいですね。

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