ふとんの石堂/ブログ
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2019年12月13日
丹後ちりめんの市松柄座布団
渋い紫と白のハギレが、粋な座布団とテッシュのボックスカバーになりました。座布団のかまぼこ型のラインが綺麗ですね。
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2019年12月06日
丹後ちりめんでお出迎え旅館さん「響季」

夕日が浦温泉旅館「響季」さんのロビーです。座布団と背当てセットを当店で作らせていただきました。遠くから来て下さったお客様の疲れた体をほっこりする様に受け止める座り心地、すぐにペッチャンコにならない様長く使える様にと、小さいけれど色々考えて工夫を凝らした逸品に出来上がりました。ご主人曰く、
いつものお客様は、「雰囲気変わったねー」と気付いてくれて「コレ丹後ちりめんなんですよ。」と、お客様との会話が弾むツールにもなります。クッションカバーを丹後ちりめんで作るというご主人のアイデアに丹後愛が滲み出ています。
あっ、フロントの椅子にも丹後ちりめん。
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2019年12月03日
座布団、クッション、小物たち
お母様の着物、ご主人の七五三の時の羽織、着物、袴を家紋を生かしたデザインして座布団とクッションにしました。
八掛や残った生地は小物たちに生まれ変わりました。
≪お客様の嬉しい声≫
本日荷物を受け取りました。
箱の中身をすべて出して並べて見ると
どれも素敵で感動しました。夫の七五三の着物と義母の白い着物は
かなり染み酷かったので、一度はゴミ袋に入れたものの
やはり思い出の品だから2、3枚でも座布団にできたらと送った着物が
染みが綺麗になって8枚の座布団と2個のクッションに生まれ変わり
本当にお願いして良かったと思いました。本当に素敵なリメイクありがとうございました。
私も自分のブランケットが欲しくなったので、またお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ご主人の七五三詣りの時の着物とは知りませんでしたねー
確かに永い年月が、タンスで眠っている間に思い出の品をひどい姿にしてしまいます。
一度はゴミ袋に・・・
でも、優しい心が救いの手を差し伸べたのです。
と、いつもの私の妄想劇が頭の中をよぎります。切ったり斫ったり、、、
なかなかの手強い相手に闘志が燃えます。
家紋を生かしたいし、出来るだけ小さく切りたくないこともあって デザインに悩みました。二つとして同じものはありません。今回、関東の方からのご依頼なので、座布団の中綴じは十文字に綴じ上げました。
ちなみに関西は三つ足の逆さYの字です。古くなっても、さすがシルクです。
上品な光沢が永い年月経っても健在ですね。元の着物の姿を知っている人は、変身した着物たちに皆さんびっくりされます。
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2019年12月03日
銘仙のベットカバーとちりめんのブランケット
大正から昭和にかけて爆発的に広がった銘仙。絹のちりめんが高級品だったので庶民は気軽に手が出なかったそうだ。そこで登場したのが銘仙。軽くてちりめんよりずっと安くて、しかもオシャレな柄がいっぱい!銘仙の登場で大正浪漫が開花したらしい。
この着物も60、70歳くらいかな?
すり切れるほど着ていらっしゃらないようだから洋服の時代に移り変わる最後の着物だったのかな?
なんて、この着物を着ていらした頃の時代背景や人柄を勝手な想像をしながら作っている。出会ったことのない人とのご縁をインターネットが繋いでくれる。自分が想像もしていなかったスゴイ時代をリアルタイムで見せてもらっていると日々感じている。もう一方では、そのスゴイ時代について行けない自分にガッカリもしてもいる。
着物リメイクのお客様様からは、いつもこんな嬉しいお返事が返ってくる。
ご紹介します。≪お客様の嬉しい声≫
ブランケットは、母が最初に買った想い出の着物なので
早速持って行って渡すととても喜んでいました。
ベッドの上に掛けて眺めて生活すると言っていました。今回のベッドカバーは夫に使う予定でいたのですが、
とても素敵なので、2枚とも自分が使おうかと思っています。本当に素敵なリメイクありがとうございました。
私も自分のブランケットが欲しくなったので、またお願いします。 -
2019年11月19日
自分で染めた生地で孫のふとん
地元の染色グループで活動されているおばあちゃま。
「糸目友禅の練習に染めたハギレだけど、、、一応丹後ちりめんです(^ ^)」と、持ち込まれました。
私がお守りする時に小さい布団がいるからね。
幸せスマイルでした。














