ふとんの石堂/ブログ

  • 棉の栽培日記

    双葉が可愛く開いて元気にそだってます。

    朝日からエネルギーをグングン吸収してますねー。

    コンニャロー❗️

    夜のうちにナメクジが美味しい双葉をかじってる‼️

    本葉が育つまで頑張るんだぞ、、、、

    去年もお世話になったクリビオの酵素を散布してあげるよ。

    無農薬を目指すから殺虫剤は使いません❗️

     

  • 棉の栽培日記

    5月18日にポットに蒔いたワタの種が、24日今日発芽しました!

    まだ双葉にもなってないわたの赤ちゃんの誕生です。

    今年も和綿に挑戦します。

  • 打ち直し、仕立て直しの敷ふとんの製作

    木綿わた入りのぺっちゃんこになったふとん、側生地が汚れたふとん、重さやサイズを変えたいふとんなど、古くなっリ不要になったふとんをリフォームするのがふとんの打ち直し、仕立て直しです。

    どんな季節に使いたいのか、誰が使うのか、またその人の好みはどうかなどお客様の要望を詳しく聞き、ポリエステル綿の入れる割合や新しい綿種類を考えて仕上げます。

    今日お預かりした古い敷ふとんは3枚。また3枚の敷ふとんにリフォームします。
    1枚1枚中綿の状態が違うので、いい状態のわたから順番に打ち直しの機械に入れていきます。敷ふとん用の弾力のあるポリエステル綿を古い綿に混ぜます。混綿率は15%。
    長年使われた敷布団、2度機械を通します。(繊維が切れて埃が出やすくなると言われますが、それ以上にゴミや埃がとれます。)
    1枚とても痛んだ敷ふとんがありお客様に了解していただいた上で 中心に悪い黒い綿を入れ周りは綺麗な綿で巻く、つまりお饅頭の皮とあんこの感じですね。綿入れをすることによって埃が出難いふとんになります。
    このようにいい綿と悪い綿を使い分けて綿入れする作業はとても手間がかかり面倒なのですが、当店では、お客様からお預かりしたわたで与えられた綿でベストの仕上げにしたいと、いつも思っています。

    外注せずに当店内で機械と連動して綿入れをし仕立てますから、どこまでもお客様のご希望にお応えできるふとんが出来るのです。綿入れ後は、綿入れの口をくけて、整形して、綴じあげて完成です。

    ちなみに悪い綿は、廃棄処分、余った綿はお客様へお届けします。

     

     

  • 中村畦碩先生の思い出

    約10年前、私の師である、中村畦碩先生に家内を紹介したくて東京板橋のお宅を訪ねました。日本で始めて寝具の技能卓越賞を授与された先生だ。久しぶりの再会にとても喜んで下さり、ふとん談義に花が咲きました。当時先生は91歳で目を悪くされていましたが、玄関には「もうすぐ取りにくるんだよ」と敷ふとんが2枚置いてあり、「まだ現役で作られているんだ」ふとんを触らせて頂き感動したことを思い出します。2日後に眼の手術の為入院されたので、最後の作品に触らせて頂いたと思います。

    私が思う良いふとんは、自分が使ってもいいと思う所まで原綿を選別し良いワタ、つまり最高のわただけ使う。その最高のふとん綿で、丁寧な仕立てで極上のふとんにすることです。

    中村先生の教え、ふとんの石堂初代の祖父、二代目の父の知識と経験、そして私の思いをミックスし、何処にも誰にも負けないふとんを作り出せていることを 身をもって感じています。先人の教えに感謝です。

    ふとんを作り始めて43年、職業柄膝や腰がガタガタになってきましたが、まだまだ技術の向上を目指す自分がいます。

     

  • 令和のゴールデンウィーク

    ゴールデンウイークも終わりました。今年も例年通り、子供たち家族、兄弟が集まり賑やかでしたねー。

    東京のお客様からの依頼で、連休中に敷ふとん3枚リフォームして5月5日に納品「留守中に仕立て直しをしてほしい」という注文に対応。なんだかバタバタしていました。空き時間があると、大きな顔して休めばいいのに綿の原綿の選別をしています。貧乏性なもので(^^;

    長い期間(10~30年)押し入れに保存した未使用のふとんの側生地をはがすと、白い綿の中に茶色い油シミが出来ていることがあり、「嫌やな」と思ったことが選別の始まりです。

    選別するの敷ふとん用のインド綿です。インド方面から輸入された原綿は今でも手摘みでわた以外のものが混じっていることが多いのです。選別で除いている物は、汚れている綿、質の落ちる綿、種や機械油の固まり、麻ひも、ナイロン袋の破片などなど、原綿を2割程は、除外します。そのまま機械に通せば、何もわからないことですが、自分が使うなら綺麗な綿のふとんを使いたいですからね。

    自己満足の世界ですが、「石堂のふとんで、ゆっくり眠れた」と、言って貰えれば幸せなことです。

     

     

  • 1 17 18 19 20 21 25
TOP