着物リメイク/制作事例
今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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2019年4月24日
道行コートで300gの正絹真綿布団
道行コートを送ってこられたお客様は福岡の方です。2年前にも着物リメイクで300gと500gの正絹真綿ふとんを作らせていただきました。「500gの真綿ふとんと毛布だけで一冬寝れたのよ。寒い?全然大丈夫でしたよ。暖かくなったら真綿ふとん一枚で快適だし、もっと暑くなったら300gの真綿ふとんにするでしょ。これだけで一年中気持ちよく寝れるのよ。」と熱く感想を語ってくださいました。
今回は300gの正絹真綿ふとんのご注文です。趣のある紫色の無地なんだけど唐草調の地紋が浮き出て 雅な雰囲気です。それに合わせて裏地の肩スレに平安絵巻のような柄が、表の生地によくあっていたので額縁部分にあしらってみました。
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2019年4月13日
有栖川柄の帯をバックに
真っ赤な有栖川柄の帯でA4がゆっくり入るバックの注文です。
しっかりした正絹の帯にはやはり持ち手は本革をつけます。
フャスナー付に仕立てました。 -
2019年3月25日
留袖で敷ふとん
≪お客様の声≫
先程、荷物届きました。
お預けした着物を想像以上に素敵な物にして下さった事に対して、ありがとうございますと、嬉しいと、お願いして良かったと、色々な想いが出てきました。早速、お布団をベッドに敷いて寝ました。快適です。朝に足のだるさがなく起きられたのは久々です。
スプリングマットのあるベットで使われる敷ふとんなので、中綿は通常より少ない4kg入れました。
今は作り立てなのでふっくらしていますが、使っている間に落ちつきます。
スプリングマットの上にはベットパットを敷きますが、これはマットの汚れ防止のためです。
ふとん屋から言わせると、汗を吸ってくれたり保温をしてくれたりする綿の敷ふとんを敷いた方が 一年中快適な睡眠が出来るのです。
私はいつもお客様に
「騙されたと思って敷いてみて」
と半強制的にお勧めします(^_^)実際このお客様も快適な睡眠を体験されたようです。
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2019年3月25日
母の紬の着物で座布団
お母様の紬の着物、ご自分の振袖をお預かりしました。
お客様の声をそのまま掲載させていただきます。
喜んで頂けて本当に良かったです。≪お客様の声≫
当初、祖母と母の形見の着物一式をどうしようか悩んでいましたが、ご相談にのってもらったお陰で、このような新しい物になりました。もし、遺言通り座布団にした着物だけを残して処分していたら、きっと割り切れない気持ちになったと思います。本当に感謝してます。座布団は、早速並べて寝転んでブランケットも掛けました。とても快適です。
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2019年3月25日
ハイカラな綴れの名古屋帯でカバン
綴れの名古屋帯でしたが、この色柄ではちょっと締めにくいと思いますよね。
でも大丈夫!!
お太鼓の柄を生かしてA4サイズがゆっくり入るファスナー付のバックと
腹の柄を生かしてポーチ。
ポーチはひもをつければ、ショルダーとしても使えるようにしました。依頼者さんから出来上がりの感想を聞かせていただきました。
「帯の鞄ですが本当に想定以上に素敵で見た方皆さんから褒めて貰いました。使ってみても軽いし便利です。」