着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 産着でミニ着物

    子供物の着物は処分を考える時には汚れが目立つことがおおいですね。
    子供が着ていたのですから仕方がありません。
    このお預かりした産着も同様でしたが捨ててしますのではなく汚れていない部分を生かして「ミニ着物」に。
    ミニ衣桁(高さ33㎝)に掛けると華やかですねー
    思い出を楽しめる形にすることで、着物もご両親もお嬢様も喜んでいらっしゃることでしょう。

  • 付け下げの着物はセミダブルの木綿入り肌ふとん

    掛ふとん用メキシコ綿の木綿わたを中綿にうすく綿入れして綴じ上げました。
    裏地には和晒しダブルガーゼのピンクを付けたことで中綿の柔らかさが肌に感じられます。
    ふとんが少しでも縮まないように8か所にカバーの中紐に結び付けるループを付けました。

    お客様からの感想メールをご紹介しておきます。

    ふとんの石堂様
    昨日お布団が届きました。
    梱包を解いて、まず「わっ、軽い」その手触りに「わっ、気持ちいい」。そしてふとんを広げて
    着物生地に合わせた色調の綴じ糸と裏地との絶妙な色合い「わっ、奇麗」と、感嘆詞の連続でした。
    また、布団カバーをつけても、着物の絵柄を存分に鑑賞出来て満足してます。
    そして、使ってみて、空気を纏って眠るとは、こんな感覚なんだと実感致しました。
    本当にありがとうございました。
  • 着物リメイク 丹後ちりめんのこたつふとん

    この生地は着物ではありません。
    が、シルク100%の丹後ちりめんです。
    実は別染めをして着物の生地を染めるための色見本です。
    沢山着物の常用があったころは、呉服屋さんはこんな色見本を使って商売をしていたものです。
    必要なくなったけれどもシルクはシルクですからもったいないですよね。

    丹後ならではの贅沢なこたつふとんです。

  • 着物リメイク 大島紬で掛ふとんと枕のお揃いセット

    「お正月、父がこの大島紬のアンサンブルを着てみんなで食事をした時のことを思い出します」とお元気だったころの思い出を話して下さったお客様は、2話前の「手描きの着物を肌ふとんにリメイク」と同じ方です。
    奥様はちりめんの付け下げで、ご主人はこの大島紬でベットの上で年中使える薄めの肌掛ふとんを作らせていただきました。
    裏地には柔らかくて気持ちのいい和晒しのダブルガーゼ(ビンテージデニム色)を。

    肌掛ふとんは、セミダブル175×210で作りますが、アンサンブルなので十分生地はあります。
    で、お揃いの枕のオーダーもいただきました。
    低い枕だと首の具合がよくないそうですが、高すぎる枕もいかがなものでしょうか。
    あれこれと試してみてもなかなかしっくりくる枕に出会えてないとのことです。
    じゃあこんなのは?とご提案させていだいたのは高さ調節のできるそば殻入りの枕です。
    アナログですが四隅に付けたヒモを結ぶことで高さが自由に調節できます。
    そば殻は化繊綿やウレタン系ほど柔らかくなく、パイプ程硬くありません。
    中材が動きますからご自分の首の形に無理なくフィットします。

    後日、ご主人の首の調子が良いと報告をいただきました。

    もしかしたら亡きお父様の見えないパワーが働いたかも(^_-)-☆

    お客さんからいただいた感想をご紹介します。
    「主人の枕、気持ち良かったようです😁 帰ってからすぐに頂いたカバーつけて試し寝してました、朝は、満足げでした 思いがけず、昔から欲しがってた枕に出会えたみたいで喜んでました お布団は、もう少し寒くなったら出そうと思ってます、結果報告は後日になります 寝なくても、心地いいのは感触でわかります 、肌掛けのダウンと変わらない軽さで 早く寝てみたいです」

  • 鮫小紋を洗えるキルトケットに

    かわいい色の鮫小紋の着物を洗えるキルトケットにリメイクします。
    八掛の赤茶を足し布にしてデザインしてみました。
    自宅の洗濯機で丸洗いできますよ。

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